アルティメットの投げ方の種類と使い分けのポイントをわかりやすく解説

アルティメットはフライングディスクを使ったスピーディーなスポーツであり、試合の中でさまざまなスローを駆使することが求められます。
特に「アルティメットの投げ方の種類」に関心を持つプレイヤーにとって、基本的な投げ方の名前や技術の習得は欠かせません。
代表的なスローにはバックハンドスロー・フォアハンドスロー・ハンマースローの3種類があり、それぞれ異なる特性を持ちます。
正しいフォームやバックハンドスローやフォアハンドスローのコツを押さえることで、スローの精度が向上し、試合での活用の幅が広がるでしょう。
また、ハンマースローのコツを理解することで、ディフェンスの上を越える戦略的なプレーも可能になります。
しかし、単に投げられるだけでは十分とはいえません。
試合ではスローを使い分ける戦略が重要になり、状況に応じた投げ方の選択が求められます。
そのため、基礎的な技術に加え、実戦を想定した練習メニューを取り入れることが大切です。
この記事では、「アルティメットの投げ方の種類」に関する基本から応用までを詳しく解説します。
初心者でも分かりやすいようにスローの種類ごとの特徴や習得のポイント、試合での使い分け方を紹介しています。
ぜひ最後まで読んでスキルアップに役立ててください。
- アルティメットの基本的な投げ方の種類と特徴
- 各スロー(バックハンド、フォアハンド、ハンマー)のコツと習得方法
- 試合でのスローの使い分けと戦略的な活用方法
- 効果的なスロー練習メニューとスキル向上のポイント
アルティメットの投げ方種類と基本ルール
- 基本的な投げ方の名前
- バックハンドスローのコツ
- フォアハンドスローのコツ
- ハンマースローのコツ
- スローを使い分ける戦略
基本的な投げ方の名前

イメージ画像:チヨコスポーツ
アルティメットにはさまざまなスローが存在しますが、主に使われる基本的な投げ方は3種類です。
1つ目はバックハンドスローです。
これは最も一般的な投げ方で、多くのプレイヤーが最初に習得します。
腕を体の横から振り抜く動作で、安定したコントロールと飛距離を出しやすいのが特徴です。
2つ目はフォアハンドスロー(サイドスロー)です。
このスローは手首のスナップを利用してディスクを横向きに投げます。
バックハンドよりも素早くリリースできるため、ディフェンスをかわす際に役立ちます。
3つ目はハンマースロー(アップサイドダウンスロー)です。
ディスクを頭上から振り下ろすように投げるのが特徴で、相手の上を越えて飛ばすことができます。
特にディフェンスの壁を突破する際に有効です。
これらの基本的な投げ方を習得し状況に応じて使い分けることで、試合中のプレーの幅が広がります。
それぞれの投げ方のコツについて、後述で解説していきます。
バックハンドスローのコツ

イメージ画像:チヨコスポーツ
バックハンドスローはアルティメットで最も基本的なスローです。
安定したスローを投げるにはいくつかのポイントを意識する必要があります。
まず正しいグリップを身につけることが重要です。
親指をディスクの上に置き、他の指でしっかりと裏側を支えます。
握り方が不安定だと、回転が弱くなりまっすぐ飛びません。
次に体の使い方です。
スローの際は体を横向きに構え、体重移動を意識しながら腕を振ります。
腕だけで投げると力が伝わりにくく、軌道がブレやすくなります。
腰の回転と連動させることで力強く安定したスローが可能になります。
また、リリースの瞬間も重要です。
リリース時には手首のスナップを意識し、ディスクにしっかりと回転をかけます。
回転数が不足すると飛行が不安定になり、左右にブレやすくなります。
初心者の場合、スローがカーブしてしまうことがあります。
その場合、ディスクの角度(ノーズダウン)を調整すると、まっすぐ飛ばしやすくなります。
これらのコツを意識しながら練習することで、精度の高いバックハンドスローを身につけることができます。
元日本代表選手が教える動画を紹介します。
フォアハンドスローのコツ

イメージ画像:チヨコスポーツ
フォアハンドスローは、バックハンドスローと並んで重要なスローの1つですが、習得が難しいと感じる人も少なくありません。
きれいなスローを投げるためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
まず、グリップの安定性が重要です。
多くのプレイヤーは「ツーフィンガーグリップ」を使用します。
親指をディスクの表面に置き、人差し指と中指をディスクのリム(縁)にかけることで、コントロールしやすくなります。
次に投げる際のフォームです。
フォアハンドスローは体を正面に向けた状態で投げるため、体重移動とスナップを意識することが大切です。
腕の動きをコンパクトに保ち、手首のスナップを強調することでディスクに適切な回転を与えることができます。
またリリースのポイントも重要です。
リリース時には中指でディスクを弾くようにし、回転をかけます。
スローが左右にブレる場合は、リリース角度が適切でない可能性があるため、ディスクの傾きを微調整すると改善できます。
さらに、初心者がよく直面する課題として、スローが大きくカーブしてしまうことがあります。
この場合、ノーズダウン(ディスクの先端をやや下げる)を意識すると、まっすぐ投げやすくなります。
これらのポイントを意識しながら練習を続けることで、フォアハンドスローの安定感が増すでしょう。
試合でも効果的に活用できるようになりますよ。
元日本代表選手が教える動画を紹介します。
ハンマースローのコツ

イメージ画像:チヨコスポーツ
ハンマースローは、相手の頭上を越えるスローとして非常に有効です。
しかし、独特のフォームが必要なため習得にはコツが求められます。
まず正しいグリップを身につけることが重要です。
基本的にはフォアハンドスローと同じツーフィンガーグリップを使用します。
親指をディスクの上に置き中指と薬指でリムを挟むことで、しっかりと回転をかけやすくなります。
次に投げる際のフォームです。
ハンマースローではディスクを頭の横やや前方にセットし、肘を高く上げてテイクバックを取ります。
その後、上から振り下ろすようにスローします。
このとき、ただ単に下に落とすのではなく、適切な角度で投げ出すことが重要です。
リリースの角度にも注意が必要です。
基本的には「時計の11時方向」を目安に投げると、自然な放物線を描いて受け手に届きやすくなります。
また、スローの軌道は左上から右下に流れやすいため、受け手よりやや左上を狙って投げると、より正確なパスになります。
風の影響も考慮する必要があります。
向かい風のときはディスクを縦に近い角度でリリースし、追い風のときはやや横向きにリリースすることで、飛距離とコントロールを調整できます。
ハンマースローは、試合中に相手ディフェンスの上を通すスローとして重宝されます。
実戦を想定した練習を重ねることで、安定した軌道で投げられるようになるでしょう。
元日本代表選手が教える動画を紹介します。
スローを使い分ける戦略
アルティメットでは状況に応じて適切なスローを選択することが重要です。
スローの種類によって飛距離や軌道が異なり、ディフェンスをかわしたり、味方がキャッチしやすくするために使い分ける必要があります。
ここでは、バックハンドスロー・フォアハンドスロー・ハンマースローをどのように活用するかを解説します。
バックハンドスローを使う場面
バックハンドスローは、基本のスローであり、安定した飛距離とコントロールが期待できます。以下のような場面で有効です。
- 中距離や長距離のパス:体の回転を利用して投げられるため、遠くまで飛ばすことができます。
- パスを正確に通したいとき:最も安定した軌道を描きやすいため、確実に味方に渡したい場面で使用されます。
- 無理のない体勢で投げたいとき:自然な動作で投げられるため、疲労が少なく、何度でも投げやすい特徴があります。
ただし、バックハンドスローは準備動作が大きくなるため、ディフェンダーに読まれやすいというデメリットもあります。
フォアハンドスローを使う場面
フォアハンドスローは素早くリリースできるスローであり、特定の状況で大きな利点を持ちます。
- 素早いパスを出したいとき:フォアハンドスローはスナップを利用して投げるため、ディフェンスが近くてもすぐに放つことができます。
- 狭いスペースで投げる必要があるとき:腕を大きく振らずに投げられるため、マーカーが近くても通しやすいスローです。
- 逆方向にパスを出すとき:右利きの場合、左サイドへすばやく投げたいときにフォアハンドスローが役立ちます。
ただし、回転が不十分だとスローが不安定になり、カーブがかかりすぎてしまうことがあります。
そのため、しっかりとしたスナップの練習が必要です。
ハンマースローを使う場面
ハンマースローは相手ディフェンダーの上を越えてパスを出すためのスローです。
特殊な軌道を描くため、通常のスローでは通せない場所でも有効になります。
- ディフェンスの上を越えたいとき:ゾーンディフェンスの突破や、マーカーを避けたパスとして利用できます。
- スペースに落とすパスを出したいとき:味方が走り込むスペースに向かって投げることで、相手にカットされにくい軌道を作れます。
- 相手に読まれにくいパスを投げたいとき:通常のスローよりも高い位置からリリースするため、相手ディフェンスがカットしにくくなります。
一方で風の影響を受けやすく、投げ出しの角度を調整しないとコントロールが難しい点が注意点です。
状況に応じたスロー選択のポイント
アルティメットでは、試合の状況に応じてスローを使い分けることで、よりスムーズなプレーが可能になります。
- 遠くへ投げたいときはバックハンドスロー
- 素早くリリースしたいときはフォアハンドスロー
- ディフェンスの上を越えたいときはハンマースロー
このようにそれぞれのスローの特徴を理解し、適切なタイミングで活用することが試合を有利に進めるカギとなります。
試合や練習の中で、さまざまなスローを試しながら、最適な使い分けを身につけましょう。
アルティメットの投げ方種類と練習のポイント
- 練習メニューの例
- ディスクの取り方とキャッチのコツ
- 初心者向けのルール説明
- ディスクの大きさと規格
- ディスクはどこで売ってる?
練習メニューの例

イメージ画像:チヨコスポーツ
アルティメットのスローやキャッチの精度を高めるためには、適切な練習メニューを取り入れることが重要です。
基礎を固めながら応用力も身につけることで、試合でのプレーの安定感が増します。
ここでは、初心者から経験者まで活用できる練習メニューを紹介します。
1. 基礎スロー練習(静止した状態でのスロー)
まずは、安定したスローを身につけるために、静止した状態で投げる練習を行います。
- 対象:初心者・経験者
- 内容:10m程度の距離で相手の胸に向けて正確にスローを投げる
- ポイント:
- スローの種類(バックハンド・フォアハンド・ハンマー)を順番に行う
- リリースの高さや回転数を意識する
- 目標物を設定し、狙ったところに投げる精度を上げる
この基礎練習を毎回の練習の最初に行うことで、安定したスローを身につけることができます。
2. 移動しながらのスロー練習
試合では動きながらスローを投げる場面が多いため、走りながらスローを投げる練習を行います。
- 対象:中級者・上級者
- 内容:3~5歩走ってからスローを投げる
- ポイント:
- 踏み込みのタイミングを意識する
- 体のブレを抑えながらスローを投げる
- ディフェンスを想定し、クイックリリースを意識する
この練習を繰り返すことで、試合中でもブレないスローが投げられるようになります。
3. キャッチとスローの連続練習
キャッチ後に素早くスローを投げる能力を高めるための練習です。
- 対象:初心者・経験者
- 内容:味方からのパスをキャッチし、即座に次のプレイヤーへスローする
- ポイント:
- キャッチ後の体勢を素早く整える
- リリースをスムーズに行う
- スローの方向を判断しながらプレーする
この練習を取り入れることで、実戦での判断力やスローの素早さを向上させることができます。
4. ディフェンスを意識したスロー練習
試合では相手ディフェンスをかわしながらスローを投げる必要があるため、ディフェンスを想定した練習を行います。
- 対象:中級者・上級者
- 内容:マーカー(ディフェンス役)をつけた状態でスローを投げる
- ポイント:
- 体の位置を調整しながらスローを投げる
- フェイントを使い、相手のマークをかわす
- 遠くへ投げる場合と近距離で投げる場合の使い分けを意識する
この練習を繰り返すことで、試合でのプレッシャーの中でも正確なスローを投げる力が身につきます。
5. 風を考慮したスロー練習
アルティメットは風の影響を大きく受けるスポーツのため、風の強さや向きを考慮したスローの練習も重要です。
- 対象:全レベル
- 内容:風上・風下・横風の異なる状況でスローを投げる
- ポイント:
- 向かい風のときは回転数を意識し、強めに投げる
- 追い風のときは高さを抑え、スローの力を調整する
- 横風のときはディスクの角度を調整して軌道をコントロールする
この練習を続けることで、どんな環境でも安定したスローが投げられるようになります。
ディスクの取り方とキャッチのコツ
ディスクを確実にキャッチすることは、アルティメットにおいて非常に重要です。
どれだけ優れたスローが投げられても、キャッチミスが多いとチームの攻撃は成り立ちません。
ここでは、キャッチの基本と状況に応じた取り方について解説します。
1. サンドイッチキャッチ(パンケーキキャッチ)
最も安定したキャッチ方法で、初心者にもおすすめのキャッチです。
- 方法:両手を上下に開き、ディスクを挟み込むようにキャッチする
- 適した場面:胸の高さや顔の前に来たディスク
- ポイント:
- ディスクが飛んでくる方向をよく見て、手のひら全体でしっかり押さえる
- 体に近づけるようにキャッチすると安定しやすい
- キャッチ後の動作にすぐ移れるよう、余計な力を入れない
サンドイッチキャッチは、ミスが少ないため、最初に習得すべき基本のキャッチ方法です。
2. 手ミートキャッチ
体の前で素早くキャッチする方法で、ディフェンスを避けながらキャッチする際に有効です。
- 方法:片手または両手で、指先を使ってディスクをつかむ
- 適した場面:ディフェンスが近く、素早くキャッチしたいとき
- ポイント:
- 手のひらではなく指先でつかむようにする
- ディスクの回転に合わせて手を柔らかく動かす
- 風の影響を受けにくいよう、しっかりとグリップする
このキャッチ方法を習得すると、試合中のプレーの幅が広がります。
3. 片手キャッチ
遠くに飛んできたディスクをキャッチする際に使われる方法です。
- 方法:片手を伸ばし、指先を使ってディスクをつかむ
- 適した場面:ジャンプキャッチや、体を大きく伸ばす必要があるとき
- ポイント:
- できるだけ体の近くでキャッチする
- 指の力を利用してしっかりホールドする
- 落下地点を予測し、タイミングを合わせる
片手キャッチはリスクも伴うため、確実にキャッチすることを意識する必要があります。
4. 走りながらのキャッチ
試合中は静止した状態でキャッチすることは少なく、多くの場面で走りながらキャッチをする必要があります。
- 方法:スプリントしながら、手ミートまたはサンドイッチキャッチを使う
- 適した場面:カットやロングスローの受け手になるとき
- ポイント:
- ディスクの軌道をしっかり確認し、落下地点に入る
- 手元の動きに意識を集中し、キャッチの瞬間まで視線を外さない
- キャッチ後の動作(スローやターン)をスムーズにする
確実なキャッチを身につけることで、攻撃のリズムを崩さずにプレーできるようになります。
このように、キャッチの方法を状況に応じて使い分けることで、試合での成功率が向上します。
初心者向けのルール説明
アルティメットはフライングディスクを使ったチームスポーツであり、ルールを理解することでより楽しくプレーすることができます。
初心者が押さえておくべき基本的なルールを紹介します。
1. 試合の基本ルール
アルティメットは1チーム7人制で行われる競技です。
コートは縦100m、横37mで、両端にはエンドゾーンがあります。
試合は、ディスクをパスでつなぎ、エンドゾーン内でキャッチすると得点が入る仕組みです。
試合は通常ポイント制で行われ、先に規定のポイント数(一般的には13点または15点)に達したチームが勝利します。
2. 反則になるプレー
プレイヤーはディスクを持ったまま走ることはできません。
ディスクを持った選手はその場で片足を軸にしてピボットしながら味方へパスを出しましょう。
パスを受け取った味方が、再び次のプレイヤーにパスをつなぎ、得点を狙います。
また、ディスクを持った選手には、10カウント以内にパスを出さなくてはなりません。
このカウントは相手ディフェンダーが数え、10カウントを超えてしまうと攻守交代となります。
3. スピリット・オブ・ザ・ゲーム(審判なしのフェアプレー)
アルティメットは審判がいないスポーツであり、選手同士が話し合いでルールを守ることが求められます。
この考え方をスピリット・オブ・ザ・ゲームと呼びます。
もしファウルが発生した場合、当事者同士で話し合い、適切な判断を下します。
アルティメットのルールでほかのスポーツにはない一番の特徴ですね。
ルールについてはこちらの記事でわかりやすく解説していますので、参考にしてください。

ディスクの大きさと規格
アルティメットで使用されるディスクには、公式ルールで定められた規格があります。競技用ディスクを選ぶ際には、大きさや重量、素材を確認することが大切です。ここでは、公式規格や特徴について詳しく説明します。
1. 公式ディスクの大きさと重量
アルティメットの公式試合で使用されるディスクの規格は、以下の通りです。
- 直径:27cm(10.63インチ)
- 重量:175グラム級(175-gram class)
- 材質:プラスチック製
この規格は世界フライングディスク連盟(WFDF)やUSAアルティメット(USAU)によって統一されており、国際大会でも同じサイズが使用されます。
風の影響を受けにくく、安定した飛行性能を持つように設計されています。
また、手にフィットしやすい形状で、スローやキャッチがしやすいのも特徴です。
2. 競技用ディスクと一般用ディスクの違い
公式試合で使用されるディスクと、レクリエーション向けのディスクにはいくつかの違いがあります。
項目 | 競技用ディスク | 一般用ディスク |
---|---|---|
サイズ | 直径27cm | 直径25〜27cm |
重量 | 175グラム級 | 100〜160g |
飛行性能 | 風に強く安定 | 軽くて扱いやすい |
価格 | 高め(約2,000円〜) | 比較的安価(1,000円前後) |
競技で使用する場合は、公式規格のディスクを選ぶことが推奨されます。
一方、レクリエーションや子ども向けには、軽量で扱いやすいディスクも販売されています。
3. ディスクの素材とグリップ感
ディスクはグリップしやすいように表面に細かいギザギザ(リムのテクスチャ)が施されています。
この加工により、手にしっかりフィットし、スロー時のコントロールが向上します。
また、高品質なディスクほど、適度な柔軟性があり、キャッチの際の手への衝撃を和らげる設計になっています。
安価なディスクは硬すぎたり、逆に柔らかすぎたりすることがあるため、選ぶ際には注意が必要です。
4. 公式承認ディスク
WFDFとUSA Ultimateは特定のディスクモデルを公式に承認しています。
これらは「Championship Level」、「General Level」、「Youth Level」の3つのカテゴリーに分類されています。
2025年時点での最新の承認ディスクには、UltiF Pro Frisbee (Mold 1.0)・Discraft UltraStar(複数のバリエーション)・eurodisc 175g Organic 4.0および4.1・X-COM Ultimate Standard、Yikun Discs Ultiproなどがあります。
5. ルール更新と技術標準
2025-2028年のWFDFルールではキャプテン同士が合意すれば、どのようなフライングディスクでも使用可能とされています。
また、USA Ultimateはディスク技術標準を採用しており、サイズと重量の要件を満たすだけでなく、飛行特性、グリップ、キャッチのしやすさなども評価しています。
このようにディスクの規格や特徴を理解することで、自分に合ったディスクを選びやすくなります。
公式試合に参加する場合は、最新の承認ディスクリストを確認することをお勧めします。
ディスクはどこで売ってる?

イメージ画像:チヨコスポーツ
アルティメットのディスクは、専門店やオンラインショップで購入できます。公式試合で使用されるディスクを選ぶ際には、信頼できる販売店を利用することが重要です。ここでは、主な販売先と特徴を紹介します。
1. 専門店での購入
アルティメット専用の専門店では、競技向けのディスクが販売されており、実際に手に取って選ぶことができます。
- D.D. Jam(ディーディージャム)(東京都荒川区)
- フライングディスク専門店
- 競技用ディスクの取り扱い多数
- Club Jr(クラブジュニア)(東京都新小岩)
- アルティメット用品専門店
- 日本代表チームも使用するディスクを販売
- Airman(エアマン)(埼玉県入間市)
- HEROディスクを取り扱うショップ
- ディスクゴルフ用のディスクも充実
これらの店舗では、実際にディスクを試しながら選ぶことができるため、初めて購入する人にもおすすめです。
2. オンラインショップでの購入
近くに専門店がない場合は、オンラインショップを利用すると便利です。
- クラブジュニアネットショップ
- 公式試合で使用されるディスクを多数取り扱い
- チームオリジナルディスクの作成も可能
- 楽天市場
- 多くの販売店がアルティメット用ディスクを出品
- レビューを参考にしながら選べる
- 日本フライングディスク協会(JFDA)
- 支援型ディスクの販売を行うことがある
- 大会やイベントの情報も入手可能
オンラインショップでは、さまざまな種類のディスクを比較しながら選ぶことができます。
ただし、安価なディスクの中には公式規格外のものもあるため、購入時には注意が必要です。
3. スポーツショップやイベント販売
一部のスポーツショップでも、アルティメット用ディスクが販売されていることがあります。
ただし、取り扱いは限られているため、確実に入手するには専門店やオンラインショップを利用するのが良いでしょう。
また、大会やイベント会場では、公式ディスクの販売ブースが設置されることがあります。試合観戦と合わせて購入できるため、最新モデルをチェックするのにも最適です。
このように、アルティメットのディスクはさまざまな場所で購入可能ですが、用途に応じて適切なショップを選ぶことが大切です。
アルティメットの投げ方の種類と基本スキルのまとめ
ポイントをまとめます。
- アルティメットの基本的な投げ方はバックハンド・フォアハンド・ハンマーの3種類
- バックハンドスローは最も安定しやすく遠投にも適している
- フォアハンドスローは素早くリリースでき、狭いスペースでのパスに有効
- ハンマースローはディフェンスの上を越える際に効果的
- 投げ方は状況に応じて使い分けることが重要
- スローの精度を上げるには、グリップや体の使い方を意識する
- バックハンドは体重移動と手首のスナップを意識すると安定する
- フォアハンドはスナップを強調し、リリース角度を調整することが大切
- ハンマーはリリース角度を調整し、放物線を描くように投げる
- スロー練習では静止状態と移動中の両方を取り入れると効果的
- 風の影響を考慮した投げ方を身につけると試合で有利になる
- ディスクのキャッチ方法も複数あり、状況に応じて使い分ける
- アルティメットは審判がいないため、フェアプレーの精神が重視される
- 公式ディスクは直径27cm、重量175g級の規格がある
- ディスクは専門店やオンラインショップで購入できる